シンガポールのインター校学費比較2026-27|主要11校の授業料・入学金・カリキュラム

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シンガポールでインターナショナルスクールを検討するとき、最初に知りたいのが「結局いくらかかるのか」です。

この記事では、学校の公式サイトや公式の学費表(fee schedule)で金額を確認できた11校を取り上げます。学年ごとの年間授業料、入学時の一時金、毎年かかる費目、英語サポートの料金を一覧にしました。

学校の選び方や日本人学校との違いは日本人学校とインター校の選び方・費用比較で解説しています。あわせて読んでみてください。

この記事はこんな方に

  • 💼働く側(駐在員ご本人)にとって学費の総額をつかみ、会社補助と自己負担を計算する材料になる
  • 🏡帯同する側(ご家族・パートナー)にとって学校ごとのカリキュラムと費用を並べて、見学先を絞れる

ざっくり言うと

  • 🏫比べたのは主要インター校11校の学費
  • 💰授業料だけでなく入学時の一時金にも注意
  • 🧮初年度の目安は約S$3.2万〜
目次

この記事の対象校と、比較のルール

インターナショナルスクールのキャンパス(イメージ)
インターナショナルスクールのキャンパス(イメージ)

対象は、当サイトが比較対象として選んだシンガポールの主要なインター校のうち、2026年9月29日時点で公式サイトに学費表が公開されていて、金額を確認できた学校です。

順位付けはしていません。

  • 金額はすべて公式の表記どおりです。通貨はいずれもシンガポールドル(S$/SGD)で、11校とも公式に学費はGST(消費税にあたる税)込みと書かれています(「9%」と明記する学校、「該当する場合は」と書く学校があります)。
  • 学費の年度は各校の表記に合わせています。AIS以外は2026/27年度、AISは2027年(1〜12月)です。
  • 代表学年は、幼児・小学校低学年・中学・高校の4区分で、各校の学費表にある学年区分をそのまま載せました。イギリス式(Year)とアメリカ式(Grade)では同じ年齢でも学年名がずれるので、年齢は各校で確認してください。
  • 学費は毎年改定されます。出願前には必ず最新の学費表を見てください。

学費比較表(年間授業料・2026-27年度)

横にスクロールして見られます。金額は1年分(S$)です。

学期ごとの表記しかない学校は、当サイトで2学期分を合算しています(その旨を注記)。

※ 表に出てくる略語:K・K1・K2は幼稚園の学年、G(Grade)は米国式などの学年で、G1が小学1年ごろ、G12が高校3年ごろにあたります。Yearは英国式の学年です(Year 1は5歳ごろから)。IBは国際バカロレアで、PYP・MYP・DPは順に小学校・中学校・高校の最後の2年にあたる段階のプログラム。IGCSEは英国式の中学修了資格、APは米国式の大学レベル科目、BTECは英国の職業系資格、HSCはオーストラリアの高校修了資格です。

学校 学費の年度 カリキュラム(公式記載) 幼児 小学校低学年 中学 高校
UWCSEA(Dover/East) 2026/2027 IB Diploma、Grade 9・10プログラム ほか独自カリキュラム K1–G1: 39,069 G2–G5: 40,743 G6–G8: 46,866 G11–G12: 49,926
Tanglin Trust School 2026/27 British系、(I)GCSE、A Level/IB Diploma Reception: 44,490 ※0 Year 1–2: 45,375 ※0 Year 7–9: 53,535 ※0 Year 12–13: 58,080 ※0
Singapore American School(SAS) 2026-27 アメリカ式、AP PS・Pre-K: 32,510 K–Grade 5: 37,640 Grade 6–8: 41,560 Grade 9–12: 43,780
Dulwich College (Singapore) 2026-27 British系、IGCSE/GCSE、IB Diploma Toddler/Nursery(終日): 37,520 Reception–Year 2: 45,240 Year 7–9: 53,850 Year 13: 59,220
Stamford American(SAIS) 2026/2027 アメリカ式、IB Diploma、AP、BTEC K2: 46,330 ※1 Grade 1–5: 49,040 ※1 Grade 6–8: 53,210 ※1 Grade 9–12: 56,110 ※1
Australian International School(AIS) 2027(1〜12月) オーストラリア式、IB PYP、IGCSE、IB Diploma、HSC P3(5日・終日): 41,436 ※2 Prep–Year 2: 43,704 ※2 Year 6–9: 51,912 ※2 Year 10–12: 54,744 ※2
Canadian International School(CIS) 2026/2027 IB(PYP・MYP・DP) Pre-K–Senior K: 40,760 Grade 1–3: 41,840 Grade 7–10: 51,240 Grade 11–12: 53,500
Nexus International School 2026-2027 IB PYP・MYP、IGCSE、IB Diploma Kindergarten: 37,200 Year 1: 40,400
Year 2–3: 42,600
Year 7: 45,600
Year 8–9: 47,400
Year 12–13: 50,800
GESS(英語・IBコース) 2026/2027 IB一貫(ドイツ語カリキュラムのコースもあり) Kindergarten・Pre-Primary: 33,860 Grade 1–5: 35,770 Grade 6–10: 40,545 Grade 11–12: 43,990
Dover Court International School 2026-2027 British系、I/GCSE、IBDP、BTEC Nursery: 30,198 Reception–Year 2: 36,324 Year 7–8: 43,245 Year 12・13: 47,982
ISS International School 2026/2027 IB(PYP・MYP・DP)、ISS High School Diploma K1–K2: 25,000 G1–G5: 25,000 G7–G8: 47,700 G12: 54,430

※0 Tanglin Trustの年額は、学費表の「Tuition Fee」と「Building Fund」を合わせた学期ごとの学費(3学期分)です。

※1 SAISの年額は、公式表の「Annual」の金額で、年間テクノロジー費(K2はS$990、Grade 1–5はS$1,020、Grade 6–12はS$1,270)を含みます。

※2 AISは学期(Semester)ごとの金額表記のため、当サイトで2学期分を合算しました。別途、年間テクノロジー費(Prep–Year 5はS$610、Year 6–12はS$370)がかかります。

入学時の一時金と、毎年かかる費目

授業料のほかに、入学時だけ払う費用と、授業料とは別に毎年かかる費用があります。

名前は、次のものなど学校ごとにばらばらです。

  • 「Enrolment Fee」
  • 「Registration Fee」
  • 「Capital Levy」
  • 「Facility Fee」
  • 「Development Levy」

そのため、一度きりか毎年かで見分けるのがコツです。

学校 申請・試験料 入学時の一時金 毎年かかる主な費目(授業料以外)
UWCSEA 申請料 627(通学生) 入学金 4,992 開発賦課金(Development levy)初年度 9,537、2年目以降 5,166
Tanglin Trust 申請料 1,000 入学金 4,500、Capital Levy 4,500 別建ての費目なし(Building Fundは年額の学費に含まれる。外部試験料は別途 S$1,000〜2,500 の目安)
SAS 申請料 2,500 登録料 9,900(米国パスポート・グリーンカードなし)/8,660(あり) 施設費 9,030(2017年8月以降入学の場合)
Dulwich 申請料 1,500 入学金 4,000、Capital Levy 4,500 学費ファクトシートに記載なし
SAIS 申請料 950 入学金 4,140、施設費 8,320(Grade 1–12)
アーリーイヤーズ: 入学金 4,000、施設費 3,200
テクノロジー費(年額に含む)
AIS(2027年) 申請料 920 入学金 4,450、施設費 6,200(Prep–Year 12)/2,745(Nursery・Preschool) テクノロジー費 610(Prep–Year 5)/370(Year 6–12)
CIS 申請料 1,000 Confirmation Fee 5,500(第1子)/4,500(第2子)、施設費 4,300 学費表の主な項目に記載なし
Nexus 申請料 1,090 入学金 5,123 開発賦課金 2,000(毎年、第1学期に支払い)
GESS Entrance Fee 3,950 に含む(申請料 400) Entrance Fee 3,950(うち入学金 3,550) 開発賦課金 6,130(2年目以降は50%割引)、教材・遠足費 335(就学前〜Grade 5)
Dover Court 申請料 920 登録料 3,555 Building Fund 年 3,189(学期ごと 1,063)
ISS プレイスメントテスト 510(該当する場合) 入学金 3,667 開発費 2,582、FPS(学費保全制度)166〜344、テクノロジー費 108、PTA費 22

金額の単位はすべてS$です。

小学校低学年で入学した場合の初年度の概算

上の2つの表を足し合わせると、1年目に払う金額の目安が見えてきます。以下は、新入生が「小学校低学年」の区分で入学した場合に、当サイトが公式の金額を合算した概算です。

バス・制服・給食・EALなどは含みません。学年区分と入学年齢は学校によって違うため、同じ年齢の子どもの金額を正確に並べたものではない点にご注意ください。

学校 計算に使った区分 初年度の概算(S$) 内訳
SAIS Grade 1–5 62,450 申請料 950+入学金 4,140+施設費 8,320+年額 49,040
SAS K–Grade 5(米国パスポートなし) 59,070 申請料 2,500+登録料 9,900+施設費 9,030+授業料 37,640
UWCSEA G2–G5 55,899 申請料 627+入学金 4,992+初年度School fees 50,280(授業料+開発賦課金)
AIS(2027年) Prep–Year 2 55,884 申請料 920+入学金 4,450+施設費 6,200+授業料 43,704+テクノロジー費 610
Tanglin Trust Year 1–2 55,375 申請料 1,000+入学金 4,500+Capital Levy 4,500+授業料 45,375
Dulwich Reception–Year 2 55,240 申請料 1,500+入学金 4,000+Capital Levy 4,500+授業料 45,240
CIS Grade 1–3 52,640 申請料 1,000+Confirmation Fee 5,500+施設費 4,300+授業料 41,840
Nexus Year 1 48,613 申請料 1,090+入学金 5,123+授業料 40,400+開発賦課金 2,000
GESS Grade 1–5 46,185 Entrance Fee 3,950+授業料 35,770+開発賦課金 6,130+教材・遠足費 335
Dover Court Reception–Year 2 43,988 申請料 920+登録料 3,555+授業料 36,324+Building Fund 3,189
ISS G1–G5 32,055 テスト 510+入学金 3,667+授業料 25,000+開発費 2,582+FPS 166+テクノロジー費 108+PTA費 22

2年目以降は、入学時の一時金がなくなる一方で、授業料は毎年改定されます。予算を組むときは「初年度」と「2年目以降」を分けて考えると、会社の補助上限との比較がしやすくなります。

英語サポート(EAL)の料金

授業を受ける子どもたち(イメージ)
授業を受ける子どもたち(イメージ)

英語を母語としない子ども向けの英語サポートは、EAL(English as an Additional Language)やELLと呼ばれます。

日本から来たばかりの子どもは対象になる可能性があるため、授業料とは別に見ておきたい費用です。対象になるかどうかは、各校の入学審査やアセスメントで決まります。

学校 EALの料金(公式記載) 単位
UWCSEA EALプログラムあり。2026/2027の学費表にEALの料金記載はなし 学校に確認を
Tanglin Trust 2026/27の学費表にEALの料金記載はなし 学校に確認を
SAS Foundational Level EAL(Kindergarten〜Grade 3): 7,230 年額
Dulwich 2026-27の学費ファクトシートにEALの料金記載はなし 学校に確認を
SAIS Level B: 9,100/Level A: 14,900 年額
AIS(2027年) Beginning 6,504/Transitioning 4,478/Year 6–8 Co-Teaching 6,504/Year 9–10 Senior Studies Prep 6,504/Intensive English Stream 7,358 学期ごと
CIS Senior K: 9,240/Grade 1–10: 9,500 年額
Nexus Additional 3,000/Intensive 5,000/Foundation 6,000 学期ごと
GESS Regular 3,090/Intensive 6,180 学期ごと
Dover Court 2026-2027の学費ページにEALの料金記載はなし 学校に確認を
ISS G1–5: 4,150/G6–10: 6,225 学期ごと

学期ごとの料金は、年間では2倍前後になります(学期数は学校により異なります)。

EALの有無で年間の負担がS$1万前後変わる学校もあります。面談時に「どのレベルに入る見込みか」「いつ卒業できるか」を聞いておくと、予算が立てやすくなります。

学校別の解説

所在地と最寄りMRT(都市鉄道)は、各校の公式サイトに書かれている範囲だけを載せています。駅名の記載がない学校は、スクールバスの経路を学校に確認してください。

住むエリアとの距離感は駐在家族の住むエリアガイドも参考になります。

UWCSEA(United World College of South East Asia)

キャンパスは2つです。

公式の案内によると、Dover Campus(1207 Dover Road)の最寄りはBuona Vista駅です。East Campus(1 Tampines Street 73)の最寄りはTampines駅です。

IB Diplomaのほか、EAL(英語サポート)や母語(Home Languages)のプログラムがあると公式サイトに書かれています。

学費表では、授業料と開発賦課金を合わせた「School fees」が示されています。初年度は開発賦課金が高くなる仕組みです。

たとえばG2–G5は、初年度S$50,280、2年目以降S$45,909です。ほかに入学金S$4,992と申請料S$627(通学生)がかかります。

Tanglin Trust School

所在地は95 Portsdown Road。最寄りはBuona Vista駅(East-West線)とone-north駅(Circle線)と案内されています。

イギリス系のカリキュラムです。(I)GCSEのあとにA LevelとIB Diplomaのどちらかを選べる「デュアルパスウェイ」を公式に打ち出しています。

授業料は年3回の分割払いです。新入生は入学前に2学期分を前払いする規定があります。

GCSE・A Level・IBなどの外部試験料は学費に含まれません。S$1,000〜2,500程度を見込むよう公式に書かれています。

Singapore American School(SAS)

所在地は40 Woodlands Street 41。公式サイトの連絡先ページには、最寄りMRTの記載がありません。

アメリカ式のカリキュラムで、高校では25以上のAPコースとAP Capstoneがあると案内されています。

新入生の登録料は、本人または親が米国パスポート・グリーンカードを持つかどうかで変わり、持たない場合はS$9,900です。施設費(2017年8月以降の入学者はS$9,030)は毎年かかります。

入学のオファーを受けたら7日以内にS$5,500のConfirmation Paymentを払う規定もあります。バス料金は1学期あたりS$1,320〜3,500と学費表に書かれています。

Dulwich College (Singapore)

所在地は71 Bukit Batok West Avenue 8。公式サイトの連絡先ページには最寄りMRTの記載がありません。

公式サイトでは「British International School」と紹介されています。Year 9〜11でIGCSE/GCSE、その後IB Diplomaに進みます。

Toddler/Nurseryは半日(S$21,080)と終日(S$37,520)で料金が分かれます。Year 10以降は1学年ごとに金額が上がり、Year 13でS$59,220です。

支払いをカードで行うと3%の手数料がかかると公式ページにあります。

Stamford American International School(SAIS)

Woodleigh Campus(1 Woodleigh Lane)と、Pre-Nursery〜K2向けのEarly Learning Village(3 Chuan Lane)に分かれています。

公式の連絡先ページには最寄りMRTの記載がありません。IB Diploma、AP、BTECを同時に提供していると公式に書かれています。

授業料には、次のものなどが含まれると説明されています。

  • 教科書
  • ワークブック
  • 文具
  • 一部の放課後活動

一方で、次のものなどは別料金です。

  • アカデミック・フィールドスタディ(学年により1年S$50〜5,000)
  • EAL
  • 学習支援(SSD)
  • スクールバス

第3子以降は授業料が割引になる兄弟姉妹割引もあります。

Australian International School(AIS)

所在地は1 Lorong Chuan。公式サイトにはLorong Chuan駅から徒歩7分とあります。

次の5つを提供しています。

  • オーストラリアのカリキュラム
  • IB PYP
  • Cambridge IGCSE
  • IB Diploma
  • HSC(Higher School Certificate)

学費は暦年(1〜12月)単位で、2027年の学費表では第1学期が1〜6月、第2学期が7〜12月です。8月始まりの学校と比べるときは年度のずれに注意してください。

この記事では2027年の金額を載せています(2026年の学費表も公式サイトで公開されています)。

Canadian International School(CIS)

所在地は7 Jurong West Street 41で、最寄りはChinese Garden駅(East-West線)と案内されています。幼児期から高校卒業までIBの一貫プログラム(PYP・MYP・DP)です。

英語のみのプログラムのほか、中国語・英語、フランス語・英語のバイリンガルプログラムがあります。中国語・英語はやや高めの設定です(例: Grade 1–3でS$47,060)。

Confirmation Feeは第2子がS$4,500で、第3子以降は免除されます。

Nexus International School (Singapore)

所在地は1 Aljunied Walk。公式サイトには「2つのMRT路線に近い」とありますが、駅名は書かれていません。

IB PYP、IB MYP、IGCSE、IB Diplomaの組み合わせです。

学年ごとの授業料が細かく分かれていて、Year 1とYear 2では金額が違います。開発賦課金S$2,000は一度きりではなく、毎年第1学期に払う費用です。

Year 7・8には「Foundation Programme」という別料金の区分があります(内容は学校に確認してください)。

GESS(German European School Singapore)

所在地は2 Dairy Farm Lane。公式の連絡先ページには公共交通での行き方の地図がありますが、本文に駅名の記載はありません。

英語で学ぶIBのコースと、ドイツのカリキュラムのコースがあります。この記事の比較表は英語・IBコースの金額です。

入学時のEntrance Fee(S$3,950)は一度きりですが、開発賦課金(Development Levy)は毎年かかります。

公式の学費表では年S$6,130で、2年目以降と第3子以降は50%割引と注記されています。授業料だけでなく、この賦課金も含めて年間の負担を見てください。

Dover Court International School

所在地は301 Dover Road。公式サイトには「Buona Vista駅から数分」とあります。

イギリス系と国際的なカリキュラムで、I/GCSE、IBDP、BTECを提供しています。

サポートやチャレンジの度合い、個別化に応じた3つの「Pathway」があります。比較表はPathway 1の金額です。

Pathway 2・3はPathway 1より高い料金設定です(例: Lower PrimaryでPathway 2はS$52,851)。

Building Fundは学期ごと(S$1,063)に請求されます。

ISS International School

所在地は21 Preston Road。公式の案内では、Queenstown駅(East-West線)またはLabrador Park駅(Circle線)からバスに乗り継ぐルートが紹介されています。

IB PYP・MYP・DPに加えて、アメリカ式の「ISS High School Diploma」も選べます。

2026/2027の学費表では、K1〜G5の授業料がS$25,000で、ほかの学校と比べて大きく抑えられています。

同じ金額は2025-2026年度に「SG60 PYP Fee Package」として案内されていたものです。2027/28年度以降も続くかは、学校に確認してください。

G6以降は学年ごとに金額が上がります。

会社の教育費補助を確認するときのポイント

駐在家族の場合、インター校の学費は会社の規程で一部または全額が補助されることがあります。ただし中身は会社によって違います。

ここでは確認ポイントだけまとめます。実際の条件は、必ず人事・総務の担当者に確認してください。

  • 対象費目:授業料だけか、申請料・入学金・Capital Levy・施設費・開発賦課金まで含むか。EAL、学習支援、テクノロジー費、外部試験料はどうか。
  • 上限額:子ども1人あたりの上限があるか。上限を超えた分は自己負担か。
  • 支払い方法:会社から学校へ直接払うのか、立替後に精算するのか。立替の場合、入学前にまとまった現金が必要になります(例: Tanglin Trustは新入生に2学期分の前払いを求めています)。
  • 返金規定:任期途中の帰任で退学する場合、前払い分がどこまで戻るか。学校ごとの返金ポリシーと、会社の負担範囲をあわせて確認します。
  • 幼児期の扱い:義務教育年齢前(Nursery・Pre-Kなど)を補助の対象にするかどうかは会社ごとに違います。
  • 税金:会社が負担する学費の税務上の扱いは、個人の状況によって変わります。一般的な仕組みはシンガポール駐在員の税金入門で解説していますが、個別の判断は会社の税務担当や税理士に相談してください。

学費以外にかかるもの・確認項目リスト

学校の図書室(イメージ)
学校の図書室(イメージ)

学費表に載っていない費用や、学費表の別欄にある費用もあります。見学や面談のときに、次の項目をまとめて聞いておくと安心です。

  • スクールバス:料金(例: SASは1学期S$1,320〜3,500)、住む予定のエリアを経路がカバーしているか、乗車時間。
  • 制服・体操服・カバン:指定品があるか、購入場所、1年でどれくらい買い替えるか。
  • 給食・食堂:弁当持参か、食堂の利用がプリペイド式か。
  • EAL・学習支援:対象になる基準と料金、期間の目安(上の表を参照)。
  • テクノロジー費・端末:学校指定の端末を買う必要があるか(BYOD)。
  • 課外活動・校外学習:CCA、宿泊行事、フィールドトリップの費用(例: SAISはGrade 9–12で1年S$900〜5,000)。
  • 外部試験料:IGCSE、A Level、IB、APなどの受験料(例: Tanglin TrustはS$1,000〜2,500の目安)。
  • 保護者会費・保険:PTA費、学費保全の保険(例: ISSのFPS)など。
  • 支払い手数料:カード払いの手数料(例: Dulwichは3%)、海外送金手数料。
  • 日本語での対応:日本語を話すスタッフがいるか、母語(日本語)の授業や補習があるかは学校ごとに違います。この記事の11校では公式サイトで確認できなかったので、面談で直接聞いてください。
  • 日本の教科書:文部科学省は、日本人学校・補習授業校の児童生徒をはじめ、広く海外に住む日本人の子どもに教科書を無償で給与しています(在外公館経由)。インター校に通う場合の受け取り方は、在シンガポール日本国大使館で確認してください。

赴任準備全体の流れはシンガポール赴任準備チェックリストにまとめています。

学校休暇の時期は2027年 祝日・学校休暇カレンダーにまとめています。

よくある質問

学費はGST込みですか?

この記事で取り上げた11校は、いずれも公式の学費表や学費ページに学費はGST込みと書かれています(「9%」「該当する場合は」などの書き方は学校により異なります)。

この記事の金額もその表記どおりです。ただし一部の費目(例: ISSのPTA費)はGSTの対象外とされています。

年度途中に入学すると、学費は安くなりますか?

学費を学期ごとに分けて請求する学校があります(例: Tanglin TrustとDulwichは年3回、SAISは年2回の学期表記)。

ただし途中入学の場合の次の点は、学校によって違います。

  • 請求方法
  • 一時金の扱い
  • 日割りの有無

この記事では個別の規定までは確認していません。各校の学費規程(fee policy)で確認してください。

兄弟姉妹で通うと割引はありますか?

公式の学費表で割引を確認できた学校もあります。たとえば次の学校が割引を設けています。

  • SAIS: 第3子以降の授業料割引
  • ISS: 第2子から授業料割引
  • CIS: 第2子のConfirmation Fee減額と第3子以降の免除
  • Dover Court: 第4子の割引

条件は学校ごとに違うので、きょうだいがいる場合は必ず確認してください。

学費の年度が学校によって違うのはなぜですか?

この記事の11校のうち10校は、学費を「2026/27年度」のように2年にまたがる年度で表記しています。一方、AISは第1学期が1〜6月、第2学期が7〜12月で、学費も「2026年」「2027年」と暦年で公表しています。

比較するときは、同じ時期に払う金額になっているかを確認してください。

日本人学校と比べると、どれくらい違いますか?

日本人学校の費用や、インター校との選び方の違いは日本人学校とインター校の選び方・費用比較で解説しています。費用だけでなく、帰国後の進学や日本語の力をどう保つかもあわせて考えると判断しやすくなります。

関連記事

この記事の金額は、2026年9月29日時点で各校の公式サイト・公式の学費表に掲載されていた内容をもとにしています。学費は毎年改定されるほか、学年区分・支払い条件・返金規定は学校ごとに異なります。出願・入学の前には、必ず各校の最新の学費表と規程を確認してください。初年度の概算は当サイトが公式の金額を合算したもので、学校が示す金額ではありません。会社の補助や税金の扱いは一般的な情報で、個別の判断は会社の担当部署や専門家にご相談ください。
公式の学費ページ:
UWCSEA /
Tanglin Trust /
SAS /
Dulwich /
SAIS /
AIS /
CIS /
Nexus /
GESS /
Dover Court /
ISS

最終確認日: 2026-10-02 / 最新情報は公式ページよりご確認ください。

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この記事を書いた人

シンガポールで暮らす日本人家族のための生活情報メディアです。週末のおでかけ、学校・習い事、住まい、お金や手続きのことまで、「知りたかった」をわかりやすくまとめています。読者の皆様にとって有益な情報を掲載するよう努めております。情報の誤りやリクエストは、お問い合わせからお気軽にどうぞ。

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